精算幅の超過控除の計算を楽に!Excelやショートカット方法も

精算幅の超過控除の計算を楽に!Excelやショートカット方法も

SES契約の時間幅精算で請求金額の計算がめんどうだとお悩みではありませんか?

複数技術者の超過控除時間を計算し、
各技術者の請求金額をそれぞれ計算する手間はそれなりにかかってしまうものですよね。
楽に計算ができる仕組み作りを行い、ミスを削減してスムーズに事務作業ができるようにすることが重要です。

この記事では金額計算をExcelで行う際の注意点と、請求計算をまるごと楽にしてしまう方法についてご紹介します。

時間幅精算の計算が複雑な原因

SES契約の精算方法は複雑ですよね。
・時間幅精算
・時間精算(時給精算)
・固定精算

時間幅精算は超過や控除の時間が発生すると、上下割・中間割と更に金額計算がややこしくなります。

また、技術者の単価が1人月80万円だけれど0.5人月なので40万円の契約になったり、
月の途中から入場したので0.8人月分の請求になったり…

多くの技術者を管理すると、月末月初の請求書作成で膨大な計算をすることになります。

 

Excelで請求金額の計算シートを作成する場合の注意点

よくある消費税計算のミス

請求金額を電卓で毎回計算をするのは大変ですしミスの原因となりますので、
計算フォーマット表の作成が一つの解決策です。
しかし注意いただきたいのがExcelで「=金額セル*消費税率」という式を設定していると、
小数点が四捨五入で計算されてしまうことです。

多くの企業様が小数点は「切捨て」で運用されています。
弊社は各企業様のExcel請求書フォーマットを拝見する機会がありますが、
「切捨て」運用の企業さまが意図せずに「四捨五入」になっているケースが散見されます。

 

超過控除金額は10円単位で切捨ての場合が多く、四捨五入の影響は生じにくいですが
調整金額や課税対象の諸経費が発生すると、1円単位になることもあるため、注意が必要です。

 

消費税を切捨てにする関数はROUNDDOWN

小数点を切捨てに設定したい場合は「=ROUNDDOWN(金額セル*消費税率,0)」という式にすると、
切り捨て処理された消費税額が計算されます。

 

SES特化型のシステムを使うと請求計算が楽になる

SES契約に合った請求管理システムを使うと、計算の手間を大幅に省くことができます。

SES契約の計算は他の契約と比べて煩雑です。
時間幅精算の場合は特に注意が必要です。

・超過控除の単価計算をする(上下割・中割)
・時間幅内に収まらなかった超過控除時間の計算
・超過控除金額の計算
・月の途中から入場した場合の人月計算
・特に個人事業主の場合は内税の場合があるので消費税に注意

煩雑な計算をシステムが自動で行うため、計算間違いやExcelの設定間違いの人的ミスが削減できます。

時間幅精算の計算はめんどう

SES契約は精算方法が複数ある上に、
時間幅精算で超過控除が発生すると1人の技術者に対する計算の手間が煩雑になってしまいます。

Excel計算のフォーマットを作成すると使いまわしができるので便利ですが、
消費税額の関数が意図している計算方法になっているかをご確認ください。

手動での計算間違いやExcelの設定間違いの人的ミスを防ぎたい場合は、SES特化型の請求管理システムがお勧めです。
単価や稼働時間を入力するとシステムが自動的に計算し、請求書発行ができます。

 

SES契約の請求をシステム化するとミスが削減でき、管理も楽になります。

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