システムエンジニアリングサービス(SES)事業の成長を継続させるためには何が大切だと思いますか?
売上を拡大するための施策はもちろんですが、その他にも強化すべきポイントがいくつもあります。
アイエンターはおかげさまで20周年を迎えておりますが、右肩上がりの成長を維持しています。
今回はそんな成功事例をもとに、3つのポイントをご紹介していきます!
バックオフィスの業務効率化
稼働人数と請求書の発行枚数が比例する
SES事業の特徴として、売上をあげるためには基本的には稼働人数を増やすことが求められます。
そして稼働している人数あたりの請求書などその他の書類の発行が必要になります。
つまり売上の拡大につれて、バックオフィス業務の負担が同時に増えていってしまいますよね。
稼働人数が増えるたびに間接部門の人員を追加していては、せっかくの利益が台無しになります。
その課題に向き合うために、アイエンターでは設立3期目あたりからシステム化を進めていました。
結果として、当時から4人で対応していましたが、売上が4倍近くなった今でも変わらない人数で処理ができています。
契約管理が煩雑になる
稼働人数が増えると、当然ながら毎月異なるエンジニアの更新確認が必要になります。
担当する営業メンバーだけではなく、管理する上司や経営陣も大変ですよね。
売上を増やすためには、更新漏れをなくし早めに営業をかけてアサインを確定させることが必須です。
契約管理の煩雑さを解消しておくことで自然と売上を拡大させる動きに繋がります。
売上・利益・キャッシュフローのリアルタイム管理
売上の見通しは立っているのか?
SES事業では常に売上が変化していきます。
順調かと思っていても、突発の終了が重なったり、勤怠不良による控除が想定外に増えることもあります。
逆に言えば早急な対処をすることでそのマイナスを補うことも可能な事業です。
だからこそリアルタイムで数字を確認するフローを確立しておくことは大事なのです。
キャッシュフローは問題ないか?
SES事業と並行して受託事業もやっていると、特にキャッシュフローは気になるところです。
順調にSESの契約が伸びていると安心していても、大規模な受託案件の検収が1つずれるだけでも
大きなインアウトのずれとなります。
このような事態を未然に防いだり即座に対応するためにも、数字のリアルタイム分析は必須です。
「経理に毎回お願いしないと確認ができない・・・」といった状況にならないようにしておきましょう。
SES営業と管理部のスムーズな部門間連携
意外と使っているコミュニケーションロスの工数
確認事項が発生したときに「あれは○○さんに聞かないとわからない・・・」といったことはありませんか?
実はその工数だけでも会社としては非常に膨大な量になっているのです。
その無駄な時間を削減して、生産性のある営業活動に専念することが売上UPのための近道です。
退職率を下げる効果
経理と営業、いちいちお互いに確認をしないとわからないような体制になっているとどうしても人間関係に影響が生じます。
実はこういったことが退職の根底の原因になることも少なくありません。
こうしたバックオフィス業務メンバーのメンタルケアのためにも、システム化などの対策が有効です。
まとめ
アイエンターでは実際に3つのポイントをシステム化により実践してきました。
・バックオフィスの業務効率化
・売上、利益、キャッシュフローのリアルタイム管理
・SES営業と管理部のスムーズな部門間連携
だからこそバックオフィス業務の負担を最低限にしながら、右肩上がりの成長を実現できています。
SES事業を成長させたい方はぜひ参考にしてみてください!