SES営業の実績管理や売上分析のヒント

  • 2020.06.23
  •      
  • 2021.07.15
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SES営業の実績管理や売上分析のヒント

契約データや請求データを使って、自社に合わせた売上分析をしたいとお考えですか?

i-seiQから出力できるCSVを使ってデータの集計方法を少し工夫すると、企業様に合わせた分析をすることができます。

この記事では、i-seiQから出力したCSVデータを使用して、売上を分析する方法をご紹介します。

ぜひこれを参考に、貴社状況に合わせて分析されてみてください。

 

i-seiQから出力したCSVで分析できること

拠点や契約形態ごとの売上比較

i-seiQに入力した契約・請求データはCSVで出力することができます。
出力したCSVを利用して、貴社に合わせた分析をすることが可能です。

i-seiQの企業アカウント発行時にカスタマイズできる、カテゴリ分けを工夫すると、

「肌感的にはA支店の売上の方が多いと思うけど、B支店と月別でどれくらい差があるのだろう?」

「SESの粗利って月によってどれくらい変動があるのだろう?」

CSVを使ってこのような分析ができます。

請求CSVを出力する操作方法

1. i-seiQの「請求処理」>「請求一覧」画面を開いてください。

2. 画面最下部の「一覧の内容をCSV出力」を押下してください。

3. ポップアップ画面で以下の通りチェックを入れ、出力ボタンを押下してください。

 

出力したCSVデータを使い、以下のような情報をだすことができます。

 

事業別や拠点別の売上構成比

事業別や拠点別にカテゴリ分けをすると、売上構成比の算出がしやすくなります。

 

<カテゴリ分けの例>

(例1)「SES」と「受託」でカテゴリを設定。

(例2)「東京」と「大阪」でカテゴリを設定。

 

月別の売上と粗利

Excel関数のSUMIFでカテゴリごとの売上や粗利を簡単に計上することができます。

 

<カテゴリ分けの例>

(例)「SES>東京」と「SES>大阪」でカテゴリを設定。

東京と大阪の全体数字だけでなく、カテゴリ分けをすることで
東京と大阪それぞれのSES契約の月別の売上と粗利もだすことができます。

 

営業の個人数字の把握

SESでよくある、客先と借入で営業担当が別の場合も、

売上や利益の数字を営業担当に分配して、各営業担当の数字として管理することができます。

 

SES用 営業の予算・実績管理表

請求一覧のCSVを使用します。

売上や利益数字を担当別に計算し、

客先と借入で営業担当が別の場合は、売上や利益を割り振り比率に合わせて計算式を設定します。

 

営業担当ごとに数字を管理することができます。

※予算はあらかじめ表に入力しておく必要があります。

 

月の営業担当者別、請求先ごとの売上割合

請求一覧のCSVを使用します。

請求先ごとの売上割合を営業担当者別に算出することができます。

 

前期と今期の取引先別の売上を比較し、その担当者を確認

少し複雑な条件でも、CSVを2つ使用し、関数を組むことでデータ集計することができます。

例えば、
「前期より売上が伸びている会社はどこか、その会社の営業担当は誰なのか」
このような疑問が解決できます。

 

契約一覧・取引先別売上CSVを出力する操作方法

1. i-seiQの「契約処理」>「契約一覧」画面を開いてください。

2. 画面上部のグレーの検索軸にて単月契約を検索してください。

※6月の契約を検索したい場合は以下のように入力をお願いいたします。

3. 画面最下部の「契約情報をCSV出力」を押下してください。

4. ポップアップ画面で以下の通りチェックを入れ、出力ボタンを押下してください。

 

5. 次は別のCSVを出力します。

i-seiQの「経営分析」>「取引先別売上実績」画面を開いてください。

6. 該当の対象期間を選択し、画面最下部の「取引先別売上実績をCSV出力」を押下してください。

 

前期と今期の取引先別の売上の比較と、担当者名一覧

契約一覧CSVと取引先別売上実績CSVをExcelで合わせると、期別の売上比較と担当者名をだすことができます。

左側の表は昨年度の10期目の取引先別の売上です。

右側の表は今年度の11期目の取引先別の売上と、昨年度に比べて現段階での売上推移を矢印で示しています。
その取引先の担当者名も出すことができます。

取引先別にすることで、会社別に売上の上がり下がりを把握できたり、
担当者名を表示することで、営業担当の売上に対する貢献度が見えやすくなったりします。

 

CSVを活用して売上をあげよう!

i-seiQの画面上で確認できる情報も多くありますが、

詳細情報をCSV出力し集計することで、各企業様にあった情報を見ることができます。

 

CSVを貼り付けるだけで情報が抽出できるExcelフォーマットを作成しておくと、

データ集計に時間がかかることなく、現状の数字がすぐに把握できるようになります。

分析の時間が容易に確保でき、今後の営業手法も考えるきっかけにもなりますね。

 

 

 

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