何故エンジニアが不足しているのか?
少子高齢化により働き手が減ってきているのは日本全体に言える事ではありますが
その中でもIT業界のエンジニア不足は特に注目されています。
では何故このようなエンジニア不足の自体が起こっているのでしょうか。
その理由の1つとして、”エンジニアの仕事はきつい”という
悪いイメージが先行していることが挙げられると思います。
最近は改善が進んできてはいるものの、実際に今の現場でも
「毎日終電で帰っている…」という現状も少なくありません。
改善すべきことは?
下記の図はIT投資を行ったことによる従業者数の変化をIT投資の内容別に見たものです。
減少したと回答した企業の割合
- 「業務効率化のための基幹系システム」13.3%
- 「作業の自動化やアシストをするハード・ソフト」10.1%
- 「付加価値向上のための業務支援系システム」8.0%
増加したと回答した企業の割合
- 「電子商取引(BtoC 向け)の利用」14.8%
- 「自社ホームページの開発・活用」13.4%
- 「付加価値向上のための業務支援系システム」9.9%
ほとんどの項目で従業員数が増加したと回答した企業が多いですが、
上記の4項目については特に顕著な結果になっていることが分かります。
業務の効率化が図れることで少ない従業員数でまわせるようになり
結果的に従業員数が減少した企業もいるようですが、大半の企業は
IT投資している企業の方が従業員数は増加している傾向にあるようですね。
業績の向上につながるのか?
では肝心な売上の部分はどうなのでしょうか。
下記の図はIT投資を行っている企業と行っていない企業の比較を示したものです。
これを見ると、IT投資を行っている企業の方が行っていない企業よりも
水準が高いことが分かります。
IT投資を行うことが業績の向上にも繋がっているという事が言えると思います。
まとめ
IT投資を行うことで、従業員数の変化にも業績の向上にも影響します。
人材不足が深刻なこのIT業界だからこそ、自社内のIT化を進めることも
必要なのかもしれませんね。